産業設備の心臓部ともいえる制御システムは、従来のようなメカシステムをサポートする役割から、ネットワークやAI技術の導入により、少量多品種対応・周囲装置との連携・生産プロセスの最適化・予備保全といった、生産システム全体の価値を左右する重要な要素となってきています。
一方で制御システムのエンジニアリングチェーン・サプリチェーンは旧態然としており、生産性の拡大と付加価値を生み出す構造改革が必須となっています。
一般社団法人 先端制御システム研究会は、これらの課題を解決するためにモジュラー制御システム技術を中心とした新しい技術をメーカー連携により開発を進め、そのノウハウを標準化することで、制御業界の“協調領域”を大きく拡大することで競争力を高めるために設立されました。
代表理事のご紹介
1994年株式会社キーエンス入社、販売促進・営業を経験後、精密測定器、電気測定器、画像処理機器などの事業企画に従事。2005年より海外事業部マネージャとして世界各国での拡販、事業立ち上げにより海外シェアの拡大に貢献。
2013年よりイルメジャパン株式会社の代表取締役に就任、モジュラー制御システムアライアンスを立ち上げるなど制御システムの進化を牽引。